Digs は間取り図を AI が読み取れる建設情報に変換
Digsがどのようにして、AIを活用した建設ワークフロー向けに高品質な設計図注釈を拡張したのかをご覧ください。
9月 1, 2026 | アメリカ合衆国
エグゼクティブサマリー
Digs は、住宅建設業者と住宅所有者向けの AI コラボレーションプラットフォームを拡張するにあたり、複雑な間取り図や設計図画像を AI システムで利用できる構造化データへ確実に変換する方法を必要としていました。
Uber AI Solutions(UAIS)と提携することで、Digs は設計図のラベリング要件の変化に合わせて柔軟に対応できるアノテーション運用体制を構築しました。この取り組みにより、高いアノテーション品質を維持しつつ、より詳細な建築要素への対応範囲を広げ、運用状況を把握しやすくするとともに、継続的な AI 製品開発に活用できる運用基盤を確立しました。
主な結果
99.5% 超
維持されたアノテーション品質
1,000 件超
部屋名の識別用にラベル付けされた追加のタスク
AIを活用した建設ワークフローの構築は、高度なデータ注釈に依存している。
Digs は、住宅建設業者や住宅所有者が建設関連書類を整理し、設計図を共同で確認し、引き継ぎを自動化し、住宅のデジタル記録を残せるよう支援 する AI プラットフォームを構築しています。こうしたワークフローを安定して機能させるには、まず、レイアウト、記号、寸法、向き、建築上の細部が大きく異なる住宅の間取り図や設計図を、プラットフォームで正確に読み取れるようにする必要がありました。
Digs が新たな AI 機能を導入するにつれ、データアノテーションに求められる内容も高度化していきました。部屋のセグメンテーションから始まった作業は、部屋名、寸法、壁の判別、その他の設計図要素へと広がりました。求められていたのは、単にラベリングする画像を増やすことではありませんでした。Digs には、製品の進化に合わせて柔軟に対応しながら、建設業者や住宅所有者が利用する際のデータの一貫性を維持できるデータアノテーション体制が必要でした。
製品の進化に対応できるアノテーションパートナーを求めて
Digs は Uber AI Solutions(UAIS)と提携しました。UAIS チームは、Digs を画一的な運用体制に当て はめるのではなく、既存の技術環境や変化するワークフローにすばやく対応しました。UAIS は専任のアノテーションチームを編成し、Digs が既に運用していたレビュープロセスに沿って作業を進めました。要件の変化に合わせて、ワークフローも段階的に調整しました。調整後のワークフローは、向きの異なるレイアウト、更新されたセグメンテーションルール、部屋名、寸法、より専門的な設計図要素にも対応し、運用体制を一から作り直す必要はありませんでした。
今回の連携では、運用状況を把握しにくいという課題にも対応しました。レビューとデータ取り込みが別々のシステムで行われていたため、作業の停滞を招き、新たな問題を迅速に把握することが難しい状況でした。UAIS は、キューの状況、進行中の作業、停滞している項目を確認できるダッシュボードレポートと Slack の自動更新を導入しました。これにより両チームが日々の状況を把握しやすくなり、手作業での調整も減りました。
AI 要件の拡大に合わせ、設計図アノテーションで 99.5% 超の精度を維持
この取り組みにより、設計図の要件が変化しても対応でき、主要なワークフロー全体で 99.5% を超える品質を維持できる、安定したアノテーション運用体制が確立されました。
レポートによって運用状況を把握しやすくなったことで、ワークフロー上の問題を見つけて制作の調整をしやすくなりました。また、柔軟な運用モデルにより、Digs は AI 製品の進化に合わせて新しいアノテーションタスクを追加できるようになりました。たとえば、新しいワークフローでは、部屋名の識別に関する 1,000 件を超えるタスクの追加プロジェクトもスムーズに取り込むことができました。
UAIS は、複雑なアノテーションプログラムの運用や変化する要件への対応で培った経験を生かし、アノテーション要件が変わるたびに新しい社内プロセスを作ることなく、Digs が構造化された建設データの活用範囲を広げられるようにしました。
AI を活用した建設ワークフローの拡大を支える基盤
住宅建設向けの AI システムには、多様な形式の視覚資料を正確に読み取ることが求められます。そのためには、製品の進化に合わせて柔軟に変化できるアノテーション運用体制が必要です。
Uber AI Solutions と提携することで、Digs は変化する要件に対応しつつ品質を維持し、不要な複雑さを増やすことなく 運用規模を拡大できる、信頼性の高い設計図アノテーションワークフローを構築しました。現在の Digs は、これからの住宅建設や住宅の所有・管理を支える AI ワークフローを構築しています。
企業のパートナーとして、Uber AI Solutions が AI の活用をどのように前進させられるかをご覧ください。
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