すべての人にモビリティを:ロサンゼルスが掲げる「ユニバーサルベーシックモビリティ」の実現を Uber がどう支援しているか
LA Metro(ロサンゼルス郡都市圏交通局)が実施したパイロットプログラムのMobility Wallet(モビリティウォレット)により、ロサンゼルスの数千人の住民にとって移動の自由が現実のものとなりました。
ロサンゼルス市運輸局のユニバーサルベーシックモビリティの取り組みの一環として 2023 年 5 月に開始された Mobility Wallet は、低所得世帯の住民に対し Uber を含む多様な移動ニーズに応えるための給付金を提供しています。
米国最大規模のモビリティウォレット事業であるこのプログラムは、交通アクセスの向上と格差の解消、そしてロサンゼルスの人々の生活の質を高めることを目的としています。これまでの成果を詳しく見てみましょう。
ロサンゼルスの人々の暮らしと移動を変える
Metro が実施した Mobility Wallet のフェーズ I(2023 年 5 月~2024 年 4 月)では、サウスロサンゼルスの低所得世帯の住民 1,000 名を対象に、交通給付金として月額 150 ドル分のプリペイドカードが支給されました。この給付金は、Metro のバスや鉄道、電動スクーターや自転車に加え、Amtrak や Greyhound といった広域交通、Uber 乗車サービスなど、幅広いモビリティサービスに利用することができました。
Mass Transit の報道によると、初期調査の結果、Mobility Wallet 参加者の 80% が低所得者向け支援プログラムの利用者であり、60% 以上が公共交通機関を頻繁に利用しており、50% は運転免許を所持しておらず、40% は自家用車のない世帯の住民であることがわかりました。
12 か月間のパイロット期間を通じて、参加者は生活の質が著しく向上したと回答しています。UCLA の Lewis Center for Regional Policy Studies によると、Mobility Wallet の利用者はこれまで交通費に消えていた資金を、日用品の購入や将来への蓄えに回せるようになりました。支払いの滞りを解消し、学用品を揃え、家族や友人との集まりに積極的に参加し、さらには人生で初めて貯金を始めたという人もいます。
もっとも重要な点として、参加者は金銭的ストレスが軽減され、メンタルヘルスが改善したと報告しています。
「Mobility Wallet を活用することで、家族や子どもを連れた外出、親族との再会、大切な人たちとのお祝いの場など、参加者の社会活動は大きく広がりました。ふだん利用する公共交通機関や徒歩に『配車サービス』を組み合わせることで、このような場所にも足を運べるようになったのです」 — UCLA Lewis Center for Regional Policy Studies
柔軟な移動が真の自由を叶える
最大の成果は、柔軟なオンデマンドの配車へのアクセスを拡大できたことです。
フェーズ I の期間中、Mobility Wallet の参加者は Uber を 7,600 回以上利用しました。その使い道は公共交通機関への乗り継ぎや大切な予定への移動、さらには夜の外出や深夜勤務の後のストレスのない帰宅まで多岐にわたります。
ある参加者はこう語ります。「自分の意思ひとつで、思い立ったときにいつでも出かけられる自由を手にすることができました。どこへ行くにも何をするにも、もう制限はありません」
フェーズIの成功を踏まえて
2024 年秋にスタートしたフェーズ II では、対象をロサンゼルス郡全域の 2,000 名へと拡大しました。各参加者には 12 か月間で最大 1,800 ドルの交通給付金が支給され、ロサンゼルス全域における交通へのアクセスが大きく広がりました。本プログラムの一環として、参加者には Uber バウチャーも支給されています。
Uber はロサンゼルスが目指す「ユニバーサルベーシックモビリティ」の実現に向けた支援に全力を注いでいます。フェーズ II で得られる成果に大きな期待を寄せています。
サービス
企業情報