Uber は世界で提供する配車サービスにおいて、ドライバーが快適に働けるような環境づくりに注力しています。 Uber では常に、サービスの向上のための機能アップデートを行っており、アメリカとカナダにおいては昨年、ドライバーの環境を向上させるために、 “180 days of change” というキャンペーンも実施しました。

そこで、二回に亘ってドライバーが快適に働ける環境を実現するための取り組みをご紹介します。前編は、ドライバーのための基本的な取り組みを、後編では180 days of changeでアップデートした機能についてご紹介します。

相互の5段階評価制度
ドライバーと乗客が相互に評価することにより、お互いを尊重し、ある程度の緊張感をもって利用できるような環境にしています。ドライバーも乗客に対して 5 段階で評価し、4 以下で評価する場合には、その理由を残すことができるようになっており、著しく評価が低いユーザーや、暴力や暴言、利用規約違反をするユーザーはアカウントを停止されることもあります。

事前のユーザー情報の確認
アプリ上で配車リクエストがマッチングした後、ドライバーおよび乗客はお互いのファーストネームと評価を事前に確認することができます。そこでもし問題があればキャンセルすることも可能です。

履歴機能
アプリを通じて乗車の受注が行われるため、乗車に関する記録が履歴として残る仕組みになっています。これにより、万が一、犯罪や事件に巻き込まれた場合もトラッキングをすることができ、問題の解決をサポートするだけでなく、トラブルを事前に防ぐことにも期待されます。

キャッシュレスな決済
乗車後、その場で金銭のやり取りをする必要がなく、乗車賃はアプリに登録されたクレジットカードに直接請求されます。そのため、乗客との料金をめぐったもめごとを回避したり、盗難・強盗のリスクの削減にもつながります。さらに、乗客にとってもスムーズな乗り降りが可能になります。

位置情報を家族や友人と共有可能
乗客はもちろん、ドライバーも家族や友人と位置情報をリアルタイムに共有できます。

効率的な乗り降りのサポート
ドライバーが無駄な回り道なく、目的地に向かえるように、乗客に対して近場の乗車場所と降車場所をアプリで誘導する仕組みがあります。これにより、より早く目的地に到着することができ、乗客にとっても時間を節約することが可能となります。

次の配車リクエストの受け付け
乗車の終了が近づくと、次の乗車依頼を受けられる仕組みがあるため、乗客の獲得機会を確保できるようになっています。これにより、乗客の送迎後に新たな乗客を探すための無駄な運転時間も削減できます。

公平な評価システム
いつも低い評価しかしない乗客からの評価、渋滞やアプリの不具合など、ドライバーがコントロールできない事項に関する低い評価に関しては、ドライバーの全体の評価を下げない仕組みをとることで公平性を確保しています。また、ユーザーが乗車後に必ず評価しなければならないシステムにすることで、極端な評価がつくことを回避しています。(必ずしも評価をしなくてよいシステムの場合、極端に高い・低い評価がつく傾向があるため)

休息時間の確保
ドライバーが長時間労働に陥らないよう、一定の時間を連続で働いた際には、次の受注までに一定の時間、休憩をしなければならないというシステムも取り入れており、ドライバーの安全性を確保しています。

今後も、乗客はもちろん、ドライバーの皆さまにも、Uber を利用することにより安全で快適な時間を過ごせるような仕組みを各国で積極的に導入してまいります。

 

※後編は、ドライバー環境を向上させるためにアメリカとカナダで行った “180 days of change”についてご紹介します。詳細はこちらからご覧ください