メイン コンテンツへスキップ
マーチャント

リスティング広告やプロモーションを有効活用し、デリバリーが店舗売上全体の 8 割に!

2024年11月15日 / 日本
Featured image for リスティング広告やプロモーションを有効活用し、デリバリーが店舗売上全体の 8 割に!

カフェサンデコ cafe sun deco
オーナー 田村恵氏

東京都世田谷区、住宅街の千歳烏山エリアで、カレーライスや丼ものなどの主食から、デリ、デザート、ドリンクなど幅広い商品を扱う「カフェサンデコ cafe sun deco
」。デリバリーでは特に、オムライスとフレンチトーストの組み合わせが人気です。実はこのお店、新規注文からリピーターになる割合が高いことがデータで判明しています。オーナーの田村氏は、新規注文者の獲得に力を入れられたそうです。その結果、売り上げが上昇し、店舗移転により店舗の坪数が減ったのにも関わらず、以前より高い収益を達成されています。
今回は、デリバリーのための対策やプロモーションの設定についてお話を伺いました。
  

1.商品をデリバリーで販売するにあたり、梱包材や包み方などで心がけていること、工夫されていることはありますか。

私が休みの日には自分の店に自ら注文を入れ、届いた商品の中身をチェックしています。スタッフがきちんと作っているのか抜き打ちチェックです。卵の火を入れ過ぎてないか、フレンチトーストがしっかり中まで液が染みているかとか。もちろん盛り付けも見るために、少し難易度が高い商品や、スタッフが苦手とするものをあえてオーダーしています。届いた商品のほとんどはしっかりできていますね。

Image

また、他店舗の商品もオーダーしています。これはおいしそうだなと思ったら注文をして、どのように料理を扱っているのか、盛り付けはどうなのか、といったリサーチを頻繁に行っています。
当店の 1 番人気のメニューは「ふわっふわ白パンのフレンチトースト deco version」です。その名前の通り、ふわふわとした仕上がりのメニューなので、配達途中で崩れないようにするにはどうすればよいかを検証するため、実際に注文を入れました。崩れやすい箇所について確認し、「ここをキツくしないといけないな」といった部分を何回か修正しました。デリバリー用のボックスには商品をきれいに詰めつつ、少しだけぎゅうぎゅうにすることで、潰れないけれど動かないバランスで詰めるようにしています。
コロナ前は、梱包材の種類もあまりなく、いかにも「お弁当箱」みたいなものしかありませんでした。しかし、コロナ禍になってデリバリー需要が増えたことにより、容器のバリエーションがかなり増えました。さらに梱包材自体の機能も良くなったんですよ。ふたに空気穴があり、温かい料理の蒸気を逃すことができる容器を今は使っています。
Uber Eats を始めてから 8 年経ちますが、長年続けているからこその、いろいろな経験の蓄積ができていますね。 

Image

2.今年の 8 月に過去最高の売り上げを達成されています。反響が高かったプロモーションは何かありましたか。

今年の夏に行った Uber Eats がキャンペーンの 50% を出資してくれる Best Deals という魅力的なプロモーションの反響はすごかったです。 「Uber One」というサブスクリプション(定額)サービスに入っている方と入っていない方とでは割引率が違うのですが、いざ始まると、ずっと、本当にずっと、オーダーが入った際の「キンコンカーン」という音が、営業時間が始まってから終わるまでずっと鳴りつづけていましたね。夕方になるとスタッフが、「もううるさい〜!」って声に出しちゃうほどでした(笑)。最初の 3 日間ぐらいでこんなにも反響があると思わず、スタッフの人数を増やしたほどです。コロナ以降で反響が一番大きかったのではないでしょうか。
 

3.現在、新規の注文者に対して配達手数料を無料に設定されていますが、そのきっかけを教えてください。
また、新規の注文者をどのようにリピーターにしているのか、何か工夫されていることがあれば教えてください。

Uber Eats のコンサル担当者が「サンデコさんはリピーター率が他の店舗よりとても高いですよ」って言ってくださったんです。そして、「一度頼んでいただける人が増えたら、それだけ間口が増えるのでそこに注力していきましょう」とアドバイスを頂いたので、それがきっかけですね。
コンサル担当の方から、売り上げが毎月どんどん更新されているとの報告を頂きましたが、こちらとしてはアドバイスをもとに、そこでできることを頑張っただけ。本当に Uber Eats さんのアドバイスやプロモーションのおかげだと思っています。

デリバリーを始めた頃は、注文いただいた際にメッセージカードを付けたこともあったのですが、今はしていないですね。ただ 10 回、 20 回と何度も注文いただくご注文者の場合、注文の際のその方のこだわりなどを覚えていくので、それに対応するようにしています。例えば、いつもはドレッシング抜きで注文いただいているご注文者様が、今回特に何も言ってないという場合は、ドレッシングは別添えにしています。中には 1 日 3 回注文してくださるご注文者様もいらっしゃいますよ。リピーターのご注文者様の特徴を把握することは重要であり、これからも大事にしないといけないなと思っています。

Image

4.プロモーションの対象となる商品はどのように選ばれていますか。

店舗を移転して、デリバリーに注力しようとなった際に、プロモーションを適用する商品を1 週間ごとに変えてみたことがあります。また、 2 〜 3 日ごとに変えてみたこともあります。もちろん商品により原価率が違うため、割引にしたくても厳しいメニューなどはあります。ただ仕入れなどの際に、業者さんが「賞味期限間近なので安くしますよ」と言ってくださることがあるので、そういう場合にプロモーション対象として出せることがあります。不定期でいろいろなメニューがプロモーション対象になれば、リピーターのご注文者様にとって、何かちょっと目新しさがあると思うので、今後も継続していこうと思っています。
あと、プロモーションとは別ですが、荒天の日はプロモーションの有無にかかわらず、注文がやはり増えますね。台風とかゲリラ雷雨とか。「配達パートナーさんがずぶぬれになってかわいそう」とは思うのですが、デリバリーは実店舗と違い、天気が悪くなると忙しくなります。カフェだけの場合、台風なら早めに店を閉めようとなりますが、デリバリーはその逆なので本当に助かっています。そういったさまざまな要因もあって、結果的に現在売り上げが月々更新されているのかなと思いますね。

5.現在全ての注文者を対象にリスティング広告を設定されていますが、 Uber Eats のお勧めの設定より高い金額で設定されています。 Uber Eats 開始当初からそのような設定だったのでしょうか。

最初はもっと安かったですね。きっと 1 日何百円だったと思います。現在は、売り上げが上がっているので、リスティング広告にかけられる費用も多く出せる。それは費用対効果が見えたからです。 Uber Eats のお勧め設定よりも、少し高めに設定することにより、店舗を目立つようにできたらと考えています。うちは今、店舗移転で店内の坪数が少なくなってしまい、最初のコンセプトだったベビーカーが入れるカフェではなくなってしまいました。その分、デリバリーで、さらにリピーターを増やすことが大切になります。もちろん一番大事なのは味。少し冷めてもおいしいメニューをそろえて、容器も含めて盛り付けにこだわっています。このように、また食べたいと思ってもらうための努力を日々続けています。リスティングにかける金額をやや高めに設定することで、その努力に気づいていただけるご注文者様が一人でも多く増えていただけるとありがたいと思っています。

6.最後に、リスティング広告やプロモーションを検討中のお店に向けて、メッセージをお願いいたします。

当店は Uber Eats を始めてから徐々にリスティング広告やプロモーションの設定をしていきました。広告やプロモーションに抵抗感はなかったのですが、いきなり費用をかけるのは、少し怖かったり心配だったりする面があると思います。ただ、「これは絶対にリピーターがついてくれる」と自信がある商品があったらぜひやってみて、費用対効果を 1 回見てみてもいいと思います。分からないことや不安なことは Uber Eats さんにどんどん聞けばいいと思いますよ。

Image

 
まとめ

ご自身のお店の商品を自らデリバリーで注文し、商品の開封時の状態や品質をチェックすると語る「カフェサンデコ cafe sun deco」の田村氏。プロモーション対象メニューを仕入れの状況により入れ変えられているなど、注文者の目線に立って Uber Eats を日々運用されています。
日々の研究や探求心が、リピーターの獲得や高い売り上げの維持につながっているのだと感じました。

投稿者: Uber

カテゴリ:

必要なときに配車を依頼

お住まいの都市で仕事を始めましょう

必要なときに配車を依頼

お住まいの都市で仕事を始めましょう