第三者データの請求および法的文書の送達に関する Uber ガイドライン

本ガイドラインは、民事訴訟の当事者および刑事被告人に対し、Uber Technologies, Inc. および Uber のその他の既存事業体（Postmates, LLC を含む）に記録の提供を求める際の法的手続きについて通知することを目的としています。これらはガイドラインであり、この情報は随時変更される可能性があります。

このガイドラインは、非法執行機関からの請求に適用されます。法執行機関からの請求については、法執行機関向け法務ガイドラインを参照するか、法執行機関対応チームポータルを参照してください。

Uber の概要と保有する記録

Uber は、第三者である輸送サービス提供者、販売業者、ドライバー、配達パートナーなどとユーザー（乗客および消費者）を結び付けるアプリを開発したテクノロジー企業です。Uber のサービスについては、こちらを参照してください。Uber はプライバシー通知および利用規約に記載されている情報を保存、使用、維持管理します。

Uber における法的文書の送達先

米国内での

Uber は通常、すべての法的文書（呼出状、苦情および召喚令状を含む）の送達先を登録代理人に定めています。各州の登録代理人の名前と最新の連絡先情報は、こちらからオンラインで確認できます。

Uber の登録代理人は、送達先事業体の名称（例：「Uber Technologies, Inc.」、「Rasier, LLC」）が適切に指定され、かつ Uber の代理人がその事業体に代わって送達を受理する権限を与えられている場合にのみ、送達を受理します。法的手続きを承認することで、法的な異議申し立てに関して Uber が保持および行使できる権利が放棄されるものではありません。

欧州経済領域（EEA）、英国（UK）、スイス（CH）

Uber は通常、EEA、UK および CH 地域におけるすべての法的文書について、送付に使う宛名を「Uber B.V.」に、送達先を次の住所に定めています。Burgerweeshuispad 301, 1076 HR Amsterdam, The Netherlands。法的手続きを承認することで、法的な異議申し立てに関して Uber が保持および行使できる権利が放棄されるものではありません。

その他の地域

米国、EEA、UK および CH 地域以外の場合、「Uber Technologies, Inc.」宛ての文書については、こちらに住所が掲載されている米国における Uber の送達登録代理人のうち、いずれかの事務所を送達先にする必要があります。

請求者の居住国や法的文書の性質に応じて、請求者の居住国で事業を行う 1 社または複数の Uber の現地子会社に送達する必要がある場合もあります。その場合、Uber は通常、法的文書の送達に関して適用される現地の法律および規制（例：民事訴訟規則）に従って送達を受理します。請求事項が Uber の事業体との契約に関係するものである場合、その契約には通知や文書送達に関する条件が含まれていることがあるため、それらの条件があれば従ってください。

法的手続きを承認することで、法的な異議申し立てに関して Uber が保持および行使できる権利が放棄されるものではありません。

Uber が私人に対してデータを提示する前に必要な法的手続き

米国内での請求

Uber は通常、私人による情報の請求を処理する前に、適用法に基づいて発行された有効な召喚令状を請求します。非法執行機関からの召喚令状について、Uber は登録代理人への送達を求めます。各州の登録代理人の名前と最新の連絡先情報は、こちらからオンラインで確認できます。

Uber の登録代理人は、請求の宛先である事業体の名称（例：「Uber Technologies, Inc.」、「Rasier, LLC」）が正しく指定され、かつ Uber の代理人がその事業体に代わって送達を受理する権限を与えられている場合にのみ、送達を受理します。法的手続きを承認することで、法的な異議申し立てに関して Uber が保持および行使できる権利が放棄されるものではありません。

欧州経済領域（EEA）、英国（UK）、スイス（CH）

請求事由が EEA、UK、CH 地域で発生した請求はすべて、送付に使う宛名を「Uber B.V.」にする必要があります。Uber は通常、私人による情報の請求を処理する前に、適用法に基づいて発行された有効な要求書を請求します。Uber は要求書を次の住所宛てに書留で送達することを求めます。Burgerweeshuispad 301, 1076 HR Amsterdam, The Netherlands。法的手続きを承認することで、法的な異議申し立てに関して Uber が保持および要求に応じて行使できる権利が放棄されるものではありません。

その他の地域

米国、EEA、UK および CH 地域以外の場合、すべてのデータ請求について、送付に使う宛名をデータ管理者としての「Uber Technologies, Inc.」とし、送達先を次の住所にする必要があります。1725 3rd St., San Francisco, CA 94158, United States。Uber は通常、私人による情報の請求を処理する前に、適用法に従って発せられた有効かつ拘束力のある決定または命令を請求します。法的手続きを承認することで、法的な異議申し立てに関して Uber が保持および行使できる権利が放棄されるものではありません。

Uber で必要な要求書の形式および要求書の処理方法

Uber は各召喚令状またはデータの要求書について表面的および実質的妥当性を確認し、送達が表面的および実質的に妥当ではないと判断した場合、これに対して適切な異議を主張します。特に、Uber では要求内容を細かく指定しており、範囲が広すぎないこと、あいまいでないこと、また過度に煩雑でないことを求めています。また、ドライバーは Uber の従業員ではなく、独立した第三者であることもご承知おきください。そのため、これらの個人の雇用歴や人事ファイルの確認や提供は行っておりません。

Uber のテクノロジーを利用するユーザーの情報を求める請求を行う前に、そのユーザーアカウントを通じて直接情報を求めるようにしてください。たとえば、すべてのアクティブなドライバーは、Uber パートナー ドライバー用アプリや Uber のウェブサイトからアクセスできる自身のドライバーポータルを通じて、売り上げ明細、納税申告フォーム、個々の乗車データ、およびすべての契約書にアクセスできます。乗客と注文者の領収書はアプリで確認でき、乗車後には毎回、メールで送信されます。また、すべてのユーザー（ドライバーと配達パートナーを含む）が、個人データのダウンロードツールを通じてすべての情報にアクセスできます。ドライバーまたは配達パートナーがアクティブな Uber アカウントを現在お持ちでない場合は、こちらから情報の要求を送信できます。

その他の情報取得の試みがすべて失敗した場合は、要求内容に次の情報を含める必要があります。

• 期間が十分に限定/定義されており、その期間内の特定のデータを請求している
• ユーザーのアカウントに関連付けられたメールアドレス、電話番号など、明確な身元確認情報（ユーザーを一意に識別できる情報が名前以外にも含まれている必要があります）
• 請求者の連絡先情報（氏名、メールアドレス、電話番号など）

法律によりデータの開示が義務付けられていると判断した場合、Uber は合理的に特定および取得できるデータを検索および開示します。Uber は、裁判所に提出命令を求める意図が第三者にある場合、適用法に従い、その意図について事前に通知するよう求めています。

注: 非法執行機関の関係者による緊急の請求には対応しません。非法執行機関の関係者は、緊急事態を認識した場合、ただちに地域の法執行機関に直接連絡する必要があります。

Uber が提供する真正性証明書または専門家による証言

Uber は記録管理人による証明書を提供することはありますが、通常、Uber または専門家による証言は行いません。