リアライズ・モバイルとUberが配車システムを連携
記事作成者:ソフトバンクグループのリアライズ·モバイル·コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:酒谷 正人、以下「リアライズ·モバイル」)と、Uber Japanは、リアライズ·モバイルのタクシー配車管理システム「SMART」と、「Uber」のシステムを連携させて、本日から日本におけるタクシーのステータス情報連携を開始します。Uberが他社の配車システムと連携するのは、日本で初めてとなります。
これまでリアライズ·モバイルは、クラウド型タクシー配車管理システムSMARTを活用して、専用車載機の購入を必要とせず、タクシーにスマートフォンやタブレットを1台だけ搭載することで効率的に配車管理業務ができるサービスを、フジタクシーグループ(本社:名古屋市西区、代表取締役:梅村 尚史、以下「フジタクシー」)をはじめとした日本のタクシー会社に提供してきました。SMARTは専用の通信ユニットをタクシーメーターに接続して、スマートフォンやタブレットと通信することで、各タクシー車両がどのような営業状態にあるのかというステータス情報を常時取得しており、効率的な配車を実現します。
2018年9月から、Uberはフジタクシーと協業して名古屋地区でのタクシー配車サービスをスタートしており、UberのドライバーアプリがSMART用に配備されていたスマートフォンにインストールされています。すでにUberを利用する多くのお客さまに、ご注文ならびにご乗車いただいておりますが、これまではUber側でタクシーのステータス情報を取得していないため、Uberのドライバーアプリにおいて、配車可能であるかどうかシステムとして把握できない状況でした。
今回、両システムを連携させることで、各タクシー車両のステータス情報がUber側に共有され、より効率的な配車サービスが実現でき、空車検索時間の短縮など、乗車体験の大幅な向上が期待されます。
今後も両社は、日本のタクシーの乗車体験をより快適で効率的なものにしていくことを目指して、さまざまな情報交換やさらなるシステム連携の検討などを通してパートナーシップを深めていきます。
■システム連携イメージ