毎年 12 月、Uber はみなさまがどこに移動したか、何を食べたかなど、その 1 年を振り返ります。今年はこれまでと全く異なる 1 年になりました。

3 月、世界中でみなさまの生活のあらゆることが変わりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によって、世の中がまるで急ブレーキを踏んだかように停止しました。それまで 1 日に 1,600 万回以上の配車サービスを提供していた Uber も、お客様に外出を控えるようお願いし、救急隊員を送り届けたり、必要な人に食料を届けるという、もっとも必要とされるものや人を運ぶことに専念いたしました。すべての人が安全に過ごしていただけるよう、Uber のプラットフォームの有意義な使い方を見出しました。

そんな 2020 年の、Uber の使われ方を数字と共に振り返ってみましょう。

<数字で見る 2020 年>

1,000 万回
1,000 万回の配車サービスやデリバリーにより医療従事者や高齢者などの困っている人を無料で送迎し、食料を配達。日本でも、Uber Eats は計 1 万 5,000 食分の食事を、医療従事者に提供。

2,000 万ドル
Uber Eats アプリに新しく追加された支援機能にて、お客様がお気に入りのレストランに寄付された額が 2,000 万ドルを超えました。

5,000 万ドル
世界中のドライバーと配送スタッフの健康と安全を守る用品を購入する費用として5,000 万ドルを割り当てました。

3,000 万枚
およそ 3,000 万枚のマスクやフェイスカバーを購入し、250 万人を超えるドライバーや配達スタッフに配布しました。

2 億 3,100 万回
Uber コミュニティの安全を守る活動の一環として Uber Eats と Uber 全体でマスク使用の確認を 2 億 3,100 万回実施しました。

99.5%
現在までに 99.5 %の配車サービスにおいてマスクに関する問題がないと報告されています。

2,400 万ドル
COVID-19 の影響で Uber アプリを利用して働くことを停止せざるを得なかった世界中のドライバーや配達パートナーに 2,400 万ドルの経済的支援を行いました。

8 億ドル
2025 年までに数十万人のドライバーの電気自動車への切り替えの援助費用として 8 億ドルを割り当てました。

0
Uberは、2040 年までに完全にゼロ・エミッション企業になることを約束しました。

<危機的状況における感謝>

誰もが危機的状況に直面した大変な時期にも関わらず、チップをくださったお客様は70 %以上で、これまでの 30 %増しと、今年はこれまで以上に感謝の気持ちを表現してくださったお客様がいらっしゃいました。
今年ほど世界中の人がデリバリーを頼りにした年はなかったのではないでしょうか。また、飲食業界がもっとも助けを必要としているときに、本当に多くの方がレストランをサポートしました。そして Uber では今年、「必要なものをより簡単に手に入れるお手伝いをする」というミッションの一環として、日本でも、ファミリーマート、ビオセボン、成城石井といった日用品や食材を購入できる一部店舗が Uber Eats に参加し、インテリアショップの Francfranc(フランフラン)との提携も実現いたしました。お客さまのさまざまなニーズに対応するため、今後もお料理以外の商品の拡充にも力を入れて参ります。

<新たな食のトレンド>

今年は大切な人と楽しい時間を過ごすのが難しかったこともあり、食事を一緒に楽しむ新たな方法として配達状況を共有できる機能が生まれました。この機能で、サンフランシスコから 10,535 マイル離れたヨハネスブルグにごちそうを届けたお客様もいらっしゃいます。

そして、「2021 年はどんな注文が入るだろう」と考えて、Uber Eats の検索で人気上昇中の食べものを調べてみました。いくつかの主要トレンドが検索トップに入っていました。シラチャソースはこれまで同様人気ですが、オーツミルクの君臨、トーストは定番の人気メニューです。また、カリフラワーやセロリなども依然として人気で、フラワーベジタブルの人気も上昇中です。

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最後に、2020 年は日本の Uber にとっても飛躍の年でした。タクシー会社とのパートナーシップにより、Uber Taxi のサービスを東京でもスタートし、その後エリアも拡大しています。Uber Eats は、広島でのサービススタートを皮切りに 32 都道府県までエリアを拡大し、置き配やパートナー支援金の導入、定額制サービス「Eatsパス」の提供、お持ち帰り機能の強化、PayPay でのお支払いが可能となる決済オプションの追加など、サービスや機能も拡充しました。また、配達パートナーを対象にした傷害補償制度の拡充、ドライバーアプリへの交通安全チェックリストの導入、Uber Eats 自主行動計画の策定など、お客さまが安心で安全にプラットフォームをご利用いただけるよう対策を講じてきました。

本年も Uber のご乗車、そして Uber Eats のご注文、配達のご利用をありがとうございました。引き続き 2021 年もみなさまが快適に Uber をご利用いただけますよう、また、 Uber のプラットフォームがこれからも社会に喜ばれる存在であり続けるよう、引き続きサービスの充実に努めて参ります。