Uber Eats Japan 合同会社(以下、Uber Eats Japan)と福岡市は本日、食料品アクセス問題の解決に向けた官民連携事業を発表しました。福岡市の官民連携プログラム「福岡 100 ラボ」採択事業として、2023 年 7 月 1 日(土)から 2024 年 2 月 29 日(木)のプログラム期間中、福岡市民が食料品等の生活必需品の購入に Uber Eats アプリを活用する支援を、福岡市、Uber Eats Japan が共同で実施します。

高齢化や単身世帯の増加が日本各地で進む中、高齢者や外出を自由にできない方々を中心に、食料品の購入や飲食に不便・苦労を感じる方々が増えています。飲料水やお米、缶詰など、生活に必要な食料品の中には、その重さや大きさから運搬が必ずしも容易でない商品が多くあります。また、医薬品や昼食・夕食など、「今すぐ必要」「今すぐ欲しい」ものが、すぐに外出して購入できない方も多くおられます。この「食料品アクセス問題」は、人口の高齢化等に伴い、過疎地域のみならず、都市部においても顕在化しています。

スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアをはじめ様々な小売店舗が加盟している Uber Eats は、福岡市と連携し、困難を抱える市民の皆様が  Uber Eats アプリを活用して、容易かつ迅速に必要なものや欲しいものを手に入れる支援を行います。高齢、障がい、子育てや介護、急なケガ・病気等で買い物に困難を感じている方、その家族、また将来の買い物に不安を感じている 55 歳以上の方で、Uber Eats で食料品・日用品を初めて購入される福岡市内在住のお客様が対象となります。 

該当する福岡市民の皆様は、世帯や買い物の状況などに関するアンケートに回答することで、合計 3,500 円分の割引を活用できます。さらに、アプリの仕様や品揃えに関する事後アンケートにも回答した場合、合計 6,000 円分の割引を受け取ることができます。使い方が分からないお客様は、福岡市の市民センターで開催される Uber Eats 使い方講座や、福岡市内のイオンモール 3 店舗にて開催される Uber Eats 登録会に参加することができます。 詳細は福岡市公式 Web サイト*2をご参照ください。

本共同事業について、Uber Eats Japan 代表の中川晋太郎は以下のように述べています。「食料品アクセス問題の解決に向けて、福岡市と共同事業を開始することができ、誠に嬉しく思います。Uber Eats のアプリでは、生鮮食品や惣菜、飲料、缶詰などの食料品や、日用品、OTC 医薬品など、生活必需品を含むさまざまな商品をご注文いただけます。アプリで注文後、すぐに玄関までご注文が届けられるため、ご移動が不自由な方やご高齢の方にこそ、Uber Eats をご活用いただけたらと考えています。」

Uber Eats は、アンケート結果を含む今回の共同事業を通じて、サービスの向上・改善に努め、高齢者にも使いやすく分かりやすいオンラインデリバリーサービスの提供を目指してまいります。

※1  https://www.maff.go.jp/primaff/seika/fsc/faccess/a_map.html#1
※2  https://www.city.fukuoka.lg.jp/fukushi/chiiki-fukushi/health/00/04/kaimono_shien.html