2016  年 9 月に日本国内のサービスを開始して以来、もうすぐ 5 年の節目を迎える Uber Eats。今では日常風景となった Uber Eats の配達用バッグですが、その内側には、ご注文されたお料理やお飲み物のタイプ・形状に合わせて、温度・質をキープしながら配達できるように、さまざまな機能が散りばめられています。また、多くのレストランパートナーの皆さまが、お料理を美味しく楽しんでいただくために、配達に適した包装の仕方を工夫されています。

プロ意識を持って努力をされているのは、配達パートナーの皆さまも同様です。このたび、Uber Eats は全国の配達パートナーを対象に、商品を運ぶ際に気をつけている点、工夫している点について 2021 年 3 月、4 月にアンケートを実施し、6,400 名を超える配達パートナーの皆さまからご回答をいただきました。その中から、特に回答数の多かった工夫・活用アイテムや、ユニークなアイデアを「現役 Uber Eats 配達パートナーに聞いた、配達のクオリティを上げる工夫 10 選」としてご紹介します。

  • すき間を埋めるアイテム・グッズ
    例:タオル/エアークッション/緩衝材/スポンジ/ビーチボール/ぬいぐるみ/真心
    Uber Eats の配達用バッグには、商品の大きさや形状に合わせて空間のレイアウトを変えられる間仕切りが備わっていますが、多くの配達パートナーが、移動中にお料理が動かないよう、追加でいろいろな工夫をされています。
    袋に入った商品とバッグ内のすき間を埋めるのに特に便利なのが、タオル、エアークッション、緩衝材などのアイテムなのだそうです。半分膨らませたビーチボールをジップロックに入れて活用している、なんて方も。また、「真心」で大事なお料理を丁寧に運んでいる、という素敵な回答もいただきました。
  • 商品を吊り下げるアイテム・グッズ
    スープ、鍋などの汁物の商品が傾いたりしないよう、配達用バッグ内上部に突っ張り棒を設置して、そこから商品を吊り下げるという配達パートナーも多くおられました。合わせて、S 字フックを活用すると便利なのだそうです。
  • 商品を包めるシート
    緊急時用に販売されているアルミシート(サバイバルシート)を商品を包むために活用している、という回答も多く見られました。温かいお料理をしっかり保温してお届けできるだけでなく、バッグ内のすき間を埋めるのにシートの大きさが役立ち、一石二鳥アイテムとして重宝するそうです。
  • 追加の保冷・保温バッグ、保冷剤
    Uber Eats の配達用バッグには保冷・保温機能が備わっていますが、追加で小型のソフト保冷・保温バッグを中に入れて活用する、という回答が非常に多く見られました。保冷・保温効果をさらに高めると同時に、商品がバッグ内で動かないように固定する役割も果たすことから、多くの配達パートナーが重宝アイテムとして挙げられています。また、保冷剤を合わせて活用しているという声も多くありました。
  • 追加のドリンクホルダー
    配達用バッグに備わっているドリンクホルダーに加えて、別のドリンクホルダーを使用する配達パートナーも。転倒や揺れを防止するデザインで、これならどんなドリンクも動かない、とのことです。

  • 首掛けタイプの扇風機
    特に夏場の配達では、熱中症などの暑さ対策をしっかり講じることも、安全にお料理を配達する上で重要です。首掛けタイプの携帯扇風機を活用することで、自転車での配達においても、例えば信号待ちの時や、お料理のピックアップ時、引き渡し時なども涼しく過ごせるため、熱中症対策に有効とのことです。
  • 異なるサイズのインナーバッグ
    さまざまなお料理を好きな場所で楽しめる Uber Eats では、丼物からお寿司、ステーキ、ピザなど、大きさや形状の異なる幅広い商品が日々注文されています。配達用バッグの下半分は、例えばピザのような外径の大きい商品が収まるように空間を拡張できるデザインになっていますが、その保温効果をさらに高められるよう、異なるサイズのインナーバッグを複数点常備する配達パートナーもおられます。
  • でこぼこ道、段差のあるルートを避ける
    自転車の揺れや衝撃が、バッグ内の商品に伝わる可能性もあるため、なるべく段差の少ないルートを選んで移動する、という回答も多くありました。
  • 背筋を伸ばし、バッグを傾けない
    皆さまも街中で、背筋をピシッと伸ばして移動する配達パートナーを見かけたことはないでしょうか。バッグ内のお料理やドリンクが傾かないよう、背筋を伸ばした配達を心がけている、という回答も多く見られました。
  • 安全運転で配達する
    そして何よりも大切なのが、大事なお料理やお飲み物を安全運転で配達いただくことです。自転車等による急な発進や停止は、自身や周囲の人々の安全に関わるだけでなく、配達するお料理がバッグ内で動いたり傾いたりする原因となるため、しっかり気をつけて配達している、という回答を多くいただきました。

ご回答いただいた配達パートナーの皆さま、誠にありがとうございました。