トロントから変える交通の未来
記事作成者:ENGLISH | JAPANESE
この度、 Uber はトロント大学の准教授であり、機械知覚および人工知能の分野における世界有数の研究者の 1 人である、Raquel Urtasun (ラケル・ウルタスン)を Uber に迎えることとなりました。Raquelは、自動運転車が「見る」こと、つまり、それらの車両が物体を認識し、世界をスムーズかつ安全にナビゲートできるようにすることを実現するソフトウェア開発に取り組んでいます。
Raquel はトロント市に留まり、Advanced Technologies Group の米国外で初めての拠点となる新しい支部を率います。MaRS Discovery District 内にこの拠点を設けることで、事業の拡大とともに、多くの研究者たちがトロント=ウォータールー・コリドーと緊密な関係を保持できる環境を提供し、この地域にいる優秀な人材を確保したいと考えています。
トロント市は、オンタリオ州と連邦政府の支援を受けて、交通の未来に不可欠な人工知能研究の重要な拠点となっており、 Uberは、Raquel が共同設立者となっている Vector Institute のプラチナ・スポンサーとして、数年間にわたる多大な資金協力を行っています。
Raquel と彼女が率いるチームの研究は、サンフランシスコとピッツバーグにおける Uberの自動運転技術に対する取り組みを強化し、さらに、同じトロント大学の卒業生である Zoubin Ghahramani (ズービン・ガーラマニ)が率いる Uber AI Labs で進行中の研究を補完していくことになります。
自動運転技術は、より安全な交通、より良い環境、より住みやすい街を実現します。まだ様々な課題がありますが、Uber のライドシェアに関するグローバルなネットワークと、チームが生み出す最先端のソフトウェアとハードウェアを組み合わせることにより、このビジョンを実現できると考えており、今後の展開を非常に楽しみにしています。
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