
Uber Eats では代理店様を募り、多くのマーチャントパートナー様に加盟店になっていただけるよう、営業活動を行っていただいています。
Uber Eats が設定している条件に合致したマーチャントパートナー様と合意が得られると、マーチャントパートナー様は加盟店となってUber Eats に掲載していただけるようになります。
Uber Eats では代理店の皆さまに対し、加盟店獲得支援として、「Uber Eats 加盟マーチャントパートナー獲得 認定代理店制度」と「 Uber Eats コンサルティング 認定代理店制度」の2つの制度を設けています。
ここでは、 Uber Eats Japan.Inc 代理店営業部 パートナーシップ事業開発部 部長 中澤英誠より、「 Uber Eats コンサルティング 認定代理店制度」を説明します。

1.Uber Eats コンサルティング 認定代理店制度とはどのような制度なのか
2023年2月にローンチした、 Uber Eats 加盟店に向けて、売上とサービス品質の向上のためのコンサルティングを行う代理店を認定する制度です。コンサルティングを行いたいとする代理店に、加盟店が Uber Eats で売上を上げるためのノウハウやテクニックを提供させていただきます。
まず、最初に Uber Eats では専任の担当者をアサインいたします。そして、 Uber Eats が提供する事前トレーニング及び評価制度プログラムに参加していただき、一定の基準・条件を満たした代理店に「認定代理店」の称号を与えています。
代理店のなかには、加盟店の獲得はせず、コンサルティングだけを行う代理店もいます。そのような代理店も対象となります。
2.コンサルティングサービスを開始した背景とは
Uber Eats に掲載していただけるマーチャントパートナー様が増加しています。そのため、マーチャントパートナー様間での競争も激しくなっています。マーチャントパートナー様は「自分達のお店 をどう差別化すればよいのか」「ユーザー様に魅力的なお店と認識していただくためにはどうすればよいのか」という悩みを持っています。そのようなマーチャントパートナー様に、 Uber Eats は、どうすればよいかをお伝えする使命があると思っています。しかし、現実的には弊社リソースにも限界があり、全てのマーチャントパートナー様にコンタクトを取ることができていません。
Uber Eats の代理店は、常にマーチャントパートナー様の獲得に動いており、マーチャントパートナー様とのネットワークを既に多数持っています。一方、マーチャントパートナー様に対しては、これまでは掲載までが支援範囲だったのでせっかくのネットワークをもっと有効活用できるのではと考えた時に、代理店にマーチャントパートナー様へのコンサルティングも行っていただくのがマーチャントパートナー様と代理店双方にとって効率的だと考えました。
代理店のなかには既にアドバイザリーとしてコンサルティングを行っているところもあります。また、代理店は付き合いのなかでマーチャントパートナー様のことをよく知っているため、実店舗のみならず、バーチャルレストランを含めたカスタマイズをしたコンサルティングができます。
しかし、そういったつながりが無いマーチャントパートナー様からすると、世の中にはコンサルティングを提供している代理店も多いため、どこの代理店にコンサルティングを依頼したらよいかが分からない状態です。
Uber Eats が、コンサルティング 認定代理店制度を制定することで、マーチャントパートナー様は安心してコンサルティングを依頼していただける基準になりますし、代理店も他の代理店との差別化ができます。
本制度が開始する前は、代理店は独自のノウハウでコンサルティングを行っていましたが、これからは Uber Eats のベストプラクティスを知ることができるので、よりよいコンサルティングサービスを提供できるようになります。
3.どのように代理店の品質を担保しているのか
「評価制度」を設け、品質管理を定常的に実施しています。具体的には代理店評価制度に基づき、四半期毎の成績に応じて「Trial」「Official」「Silver」「Gold」のランクが付与されます。
また、成績優秀な代理店を表彰する公式表彰プログラム「#oneuber CSP Award」を半 年に一度、開催し、品質の証として盾を進呈しています。

4.マーチャントパートナーが代理店からコンサルティングサービスを受けるメリットは何か
代理店によってコンサルティングのアプローチは異なるとは思いますが、メリットとして 5 つあります。
(1)Uber Eats 直伝の売り上げ向上テクニックを知ることができます。
(2)代理店がマーチャントパートナー様を直接訪問した上で、実際のマーチャントパートナーに則したコンサルティングができます。例えば、現在のメニューを見ながら新しいメニューを提案するなど、カスタマイズしたコンサルティングサービスを受けることができます。
(3)代理店によっては手間のかかる作業の代行や広告の設定など、独自のサービスを提供しているところもあります。例えば、お客さまが評価していただけたら、そのお客さまに返信するとリピート率は上がります。しかし、マーチャントパートナー様がその返信を行うのは大変です。そうした返信サービスを代行する代理店もあるので、そうしたサービスも受けることができます。
(4) Uber Eats に限定されず、他のサービスも含め、マーチャントパートナー様全体の売り上げ向上・経費削減といった包括的なコンサルティングサービスも行っている代理店もあります。
(5)代理店のみに提供される Uber Eats と の提携サービスを受けることができます。
5.どのような企業が代理店になっているのか
公式発表前からパイロットテストを実施しており、参画していただいた代理店を評価し、現在、5 社を「Uber Eats コンサルティング 認定代理店」とさせていただいています。