Albert Greenberg は、Uber のチーフアーキテクトオフィサーとして、データセンター、計算処理、ネットワーク、ストレージ、データ、検索、監視システム、開発者の生産性向上、エンジニアリング部門の DEI(多様性・公平性・包括性)、各種ツール、および社内 IT インフラを担当するエンジニアリングチームとプログラム管理チームを統括しています。
この役職において、Uber のエンジニアリング部門のアーキテクチャ、企業文化、技術標準をより効果的で信頼性が高く、持続可能なものへと進化させることを推進するシニアエンジニアコミュニティのエグゼクティブスポンサーを務めています。また、Uber の人工知能法務・倫理審議会のメンバーも兼任しています。
Uber 入社以前は、Microsoft で15 年間にわたりテクニカルフェローおよび Microsoft Azure Networking のコーポレートバイスプレジデントを務めました。Microsoft Azure 全体のソフトウェアおよびハードウェア開発を統括し、個々の仮想・物理接続からグローバルな光ファイバーネットワークまで、すべての物理・仮想ネットワークとサービスの開発を指揮しました。Azure チーム参画以前は、Microsoft Research において、データセンターネットワーク技術の研究開発に従事。仮想レイヤー2(VL2)、仮想ネットワーク(VNet)、Clos データセンターネットワーク(Monsoon)、負荷分散(Ananta)、データセンターTCP(DCTCP)など、現在 Microsoft の製品やサービスで広く活用されている技術の開発に携わりました。
Microsoft 入社前は、Bell Labs および AT&T Labs Research に在籍し、AT&T Labs Research ではフェローおよびエグゼクティブディレクターを務めました。
IEEE 小林賞(IEEE Kobayashi Award)や ACM SIGCOMM 賞を受賞したほか、ACM Test of Time Paper Award(長期にわたり影響力のある論文賞)を複数回受賞しています。また、ワシントン大学コンピュータサイエンス・工学部の優秀卒業生として表彰され、ACM フェロー、米国工学アカデミー(National Academy of Engineering)会員の称号も授与されています。