【2015年5月10日(米国時間)に弊社ブログで掲載した内容の抄訳です】

Uberは、15ヶ月前にフィリピンでサービスを開始し、安全で信頼できる、効率的な交通手段を提供することで、マニラ首都圏の人々の移動のあり方を変えてきました。マニラ首都園では、Uberの革新的な技術が受け入れられ、ドライバーとライダーのコミュニティーが形成され、市場が急速に成長してきました。

本日、フィリピンの運輸通信大臣であるジョセフ(ジュン)・アバヤ氏は、「移動性の向上」に関する新しい省令を制定しました。この省令により、ドライバーの就労機会の創出、交通渋滞の解消、また公共交通機関のサービス向上と近代化が見込まれます。本制定は、フィリピンだけでなく、アジア太平洋地域全体にとっても重要な意味合いを持ちます。

運輸通信大臣であるジュン・アバヤ氏は、「より優れていて、安全、便利、かつ効率的な移動手段を利用できることは、全てのフィリピンの国民が有する権利です。我々は、政策を近代化させ、革新的な解決策を施し、交通分野を進化させることを目指しています。フィリピンの都市部での移動をより便利で安全なものにするため、公共交通に新たなタイプを追加し規定を定めました。Uberや他のテクノロジー企業とコラボレーションできたことを喜ばしく思います。本制定により、既存の公共交通機関の近代化、質の向上、また更なるイノベーションを期待しています。未来の移動サービスの形成に向け、今後も一緒に協力し続けていければ思います。」と述べています。

今回の省令の発表に関して、Uber Technologies 社の政策戦略担当のシニア・バイスプレジデントであるデービッド・プラフは「今日、世界で初めて、フィリピンにおいてライドシェアを可能にする仕組みが国レベルで制定されたことを非常にうれしく思っています。官民が一体となり、都市部の交通を改善し、新たな経済的な機会を創造し、乗客の安全を確保するための枠組みを構築した誇るべき一例です。と述べています。

この新たな省令により、フィリピン政府が掲げる長期的な交通課題解決の一環として、ライドシェアが正式に認められ、マニラ首都圏やその周辺の人々に安全かつ効率的で信頼できる交通オプションとなります。これは、フィリピンの全ての利用者と輸送業界にスマートテクノロジーの利益をもたらす革新的なアプローチであると言えます。

運輸通信大臣であるジュン・アバヤ氏と陸上交通許認可規制委員会の議長であるウィンストン・ギネス氏は、移動サービスの改善において、革新的な技術が果たす重要性に理解とビジョンを示しています。イノベーティブな技術を活用し、利用者に選択肢を提供し、安全性を担保することは、各国の政府の最優先事項であるべき、と述べています。

Uberは、地域を越えたあらゆる国や都市で、このようなコラボレーションをさらに促進していきたいと考えています。