ストーリー

もっと安心・安全な「なかとんべつライドシェア」にする為に

2017 年 12 月 13 日 / 日本

「なかとんべつライドシェア」ドライバー9名が認知症サポーター養成講座を受講

2017年11月17日に中頓別町介護福祉センターにて「認知症サポーター養成講座」が開講され、「なかとんべつライドシェア」ドライバー9名(町職員・センター職員4名を含む)も参加しました。本講座は、認知症の方々でも安心・安全に暮らせる社会の実現に向けて、認知症に対して正しい知識を持った認知症サポーターを養成する為に、全国各地で開催されています。

講座内容は認知症の症状や種類、加齢による物忘れとの違いなどといった基礎的な内容の学習から始まり、認知症の方を見かけたときにどのように接すれば良いのかなど、実践的な内容をケーススタディ形式にまとめた映像も上映されました。

また、実際に認知症の介護を体験した方が登壇され、その体験談に参加者の皆さんも熱心に耳を傾けていました。約2時間の講習後に、認知症サポーターの証であるオレンジバンドが参加者全員に配布されました。今後も関係機関との連携を図りながら地域の見守りサポートを行なっていきます。

講座に参加した「なかとんべつライドシェア」ドライバーの皆さんからは、「利用者の中で認知症の症状が見られる方に対しても、こういった講座を受講していれば、しっかりと準備をして心に余裕を持って接することができる。例えば乗車中に利用者の方が自分のいる場所がわからないと言っても、慌てずに対応できる。」といった意見や、「40%に迫ろうかという中頓別町民の高齢者比率に改めて驚かされたし、自分達がそういった人達の交通を担っているという自覚を持たなければいけない。」「なかとんべつライドシェアドライバーは、町内を車で運転して、色々な場面を目にすることが多いので、認知症に対して正しい知識を身につけておけば、その疑いがある人の早期発見に繋がるかもしれない。より安全・安心な「なかとんべつライドシェア」にする為にも、こういった活動には積極的に参加していきたい。」といった声が聞かれました。

 

利用者にさらなる安全、安心を

また、同じ講座を受講されていた「なかとんべつライドシェア」の利用者である山口さん・沓澤さんのお二人は、「自分達はまだ大丈夫だが、これから5年10年経ったら、自分達もどうなっているかはわからない。普段利用している「なかとんべつライドシェア」のドライバーさん達の中に、認知症サポーターがいる事でより一層安心してライドシェアを利用することが出来る。」と話していました。

人口約1,700人の内高齢者の占める割合が38%にのぼる中頓別町では、自家用車を運転することのできない方々の移動が大きな課題となっています。そんな中、定期的に通う病院や近隣の温泉、お買い物など日常的な用途の利用も広がっている「なかとんべつライドシェア。」地域の顔見知りがドライバーさんとして活躍しているからこそ、利用者の些細な変化や異変に気づくことができるのも大きな魅力です。

これからは、利用者を目的地へ運ぶだけでなく、「なかとんべつライドシェア」のドライバーの皆さんが協力して、より多くの世代が安心して暮らせる町の実現に向けた役割を果たしていくことも期待されています。